エコバッグが重要な理由A
エコバッグが重要な理由は、レジ袋の性質自体に問題があるところにもあります。レジ袋は自然界では分解されずに残ったままになってしまうのです。
エコバッグが環境に良い、「エコ」なバッグと言われる理由はレジ袋の削減につながるというもの。結果として環境に出すごみを減らすことにもなるのですが、このレジ袋を削減すると言うのは、ごみを減らすという以外でも環境に良い点があります。逆に言うと、レジ袋の存在自体が環境を害している部分があるのです。
環境に害している部分というのは、レジ袋の中には生態系に取り込まれないものがある、というところに一番の問題点があります。
生態系というと難しいかもしれませんが、もともと自然界にあるものは自然に還る、つまり「土に還る」性質を持っています。落ち葉を例にとると、落ち葉は土の上に落ちてから長い期間をかけて微生物などが分解し、落ち葉から土へと姿をかえていくのです。このように循環していくのが本来の自然の姿なのですが、レジ袋はこの生態系に取り込まれないで分解されずに、ずっと地面や地中に残ったままになってしまいます。
これは、環境にとっては大問題です。土に還らないレジ袋はいつまでも地上、もしくは地中に残ったままというだけでも十分に良くないことですが、これを誤って野生の動物が口にしてしまったりすると大変なことになります。
分解されないレジ袋はいつまでも胃の中に残ったままになりますし、胃に入る前に喉に詰まらせて窒息してしまうケースも見られます。このように誤って野生の動物がレジ袋を口にして死に至るケースはこれまで数多く確認されています。
ごみとなるということだけではなく、ごみとなってからも問題となるレジ袋。このレジ袋を削減するエコバッグの活動というのは、環境にとっては大きな意味を持つものなのです。